加齢による脳の萎縮を抑える新サプリ”Matter”: ノーベル賞受賞者を8人顧問にもつサプリメント会社とオックスフォード大学の共同開発!

加齢による脳の萎縮を抑える新サプリ”Matter”: ノーベル賞受賞者を8人顧問にもつサプリメント会社とオックスフォード大学の共同開発!

ノーベル賞受賞者を8人も科学顧問にもち、世界をリードする米国のアンチエイジングサプリメント会社”ELYSIUM”が脳のアンチエイジングサプリを新発売しました。
加齢により減少するNAD+(本サイト別記事)を高める効果が期待されるサプリメント”Basis”。人それぞれ老化の速度が異なる中で、自分の生物学的年齢(本サイト別記事)を知ることができるキット”Index”。2つの商品を発売していたELYSIUM社が満を持してマーケットに投入した3つ目の新商品”Matter”。本記事では、この新商品と裏付けとなるエビデンスの情報をまとめています。

ELYSIUM社サイトから直接サプリを購入したい方は、本サイト別記事の「米国サプリ、正規品を安く買う!米国サプリメントの個人輸入方法」を参照ください。
Elysium社新商品”Matter”

新商品”Matter”とは

加齢は人体のあらゆるバーツに影響を与えます。それは、脳も例外ではありません。年を重ねるにつれて、集中することや複数のタスクに取り組むこと、新しくものを記憶することが難しくなります。これらの変化は普通だと考えているかもしれませんが、Alzheimer’s Associationによると65歳以上の高齢者のうち20%程度が記憶力低下と認知機能低下を著明に認めており、軽度認知機能障害という状態に置かれています。「記憶に関連する脳領域は50歳を過ぎた頃から毎年1−2%縮小し始めます」とWilliam D.S.Killgore博士は述べています。彼は、運動と記憶に関わる脳領域の関係を調べたハーバード大学の研究の筆頭著者として有名です。

今回発売された”Matter”は、学習と記憶に関わる脳領域の、加齢に伴う萎縮を最大86%抑制することができるサプリメントです。このサプリメントはオックスフォード大学と共同開発されました。サプリメントの成分と要約は以下の通りで、1月分40$から販売されています。

①脳萎縮抑制効果をもつビタミンB複合体

加齢に伴って脳は萎縮し、認知機能の低下につながります。ELYSIUM社とオックスフォード大学の研究開発によって生み出されたビタミンB複合体は、学習と記憶にとって重要な脳領域の灰白質萎縮を最大86%抑制する効果をもち、オックスフォード大学により特許取得されています。ビタミンB複合体の中身は、葉酸(0.8mg/dose)・ビタミンB12(0.5mg/dose)・ビタミンB6(20mg/dose)で、研究では毎朝1回の摂取がおこなわれていました。

②革新的なオメガ3脂肪酸:Omega-3 Lysine Complex

オメガ3脂肪酸レベルを保つことでビタミンB複合体はより効率的に働くといわれています。ELYSIUM社が開発した、生体利用能を高めた特殊なオメガ3脂肪酸は一般的な魚油サプリよりも3-5倍効率よく吸収されることがヒトでの臨床試験で分かっています。”Matter”にはこの特殊な脂肪酸が584mg含まれています。

③ユニークな抗酸化物質:アントシアニン

アントシアニンは、認知機能低下を予防する効果があると言われている抗酸化物質です。赤や紫、青色の植物に含まれる色素であり、”Matter”サプリメントを色づけている物質でもあります。

Matterのサプリメント情報

オックスフォード大学の研究成果とエビデンス

ELYSIUM社がパートナー協定を結んでいるオックスフォード大学は、脳老化研究の領域で世界を代表する研究機関です。”Matter”のエビデンスは、「The Oxford Project to Investigate Memory and Aging(OPTIMA)」という研究に基づいています。このプロジェクトは、2年間かけてビタミンB複合体投与の影響を調べた臨床試験で、軽度認知機能障害が認められる70歳以上の高齢者168名を対象に行われました。

結果は、想像していたものよりポジティブな内容でした。脳灰白質の24ヶ月後の変化を調べたところ、下の写真のように、”Matter”を服用した人はプラセボを服用した人に比べて脳萎縮が小さかったのです。

脳萎縮抑制効果の詳細なメカニズムに関しては、ホモシステインというアミノ酸が関係していると言われています。ホモシステインは、脳萎縮や認知機能低下、認知症のリスクファクターとして知られており、ビタミンB群のいくつかの成分はホモシステインの代謝回路に関与することで、血中ホモシステイン濃度を低下させることがわかりました。

Matter投与群とプラセボ群の脳容量比較

年齢とともに萎縮する脳

”Matter”は70歳以降の高齢者で脳の萎縮を予防できるという研究についてみてきましたが、若くて健康な人間が”Matter”を服用する必要はあるのでしょうか?結論から言うと、若者を対象としたサプリメント研究はないですが、脳の萎縮は20歳以降から起こるため服用しておいて損はないです。

2011年に行われた研究によると、健康な人でも歳を重ねるにつれて萎縮し、最大20%程度の容積を失うことが示唆されています。この研究では、人間とチンパンジーの加齢に伴う脳容積変化を調べていますが、22~88歳の男女87人を対象とした脳MRIでの計測の結果、前頭葉と新皮質の灰白質領域は20歳以降単調に減少する傾向が得られているのに対し、海馬は60歳以降急速に縮小していました。前頭葉は問題解決や記憶、言語など多くの活動に関係する領域であり、海馬は長期記憶と密接な関係がある領域です。

Brain Volume Declines As You Age

まとめ

ビタミンB複合体の脳萎縮予防効果については、現在でも賛否両論あります。2020年5月に公表されたSystematic Reviewのこちらの論文では、ビタミンB群に認知機能低下の予防効果はないという結論が述べられています。しかし、この研究結果によるとビタミンBのサブリメントによって健康な人の認知機能が低下することもまた無いようです。ビタミンB・ホモシステイン・認知機能の関係は長い間研究されている有望な分野であり、今後より質の高い臨床試験の結果が出てくることでしょう。

ビタミンB複合体に加え、オメガ3脂肪酸もまた正常な脳・心血管・眼・関節の機能をサポートすることが広く知られています。10人中8人の成人が、アメリカの食事ガイドラインで推奨されている「1週間に2食の魚料理」を食べれていません。”Matter”によって、この推奨されている量のオメガ3脂肪酸が手軽に摂取できるようになるでしょう。

”Matter”はビタミンB複合体・オメガ3脂肪酸・アントシアニンを含む総合的なサプリメントで、ヒトでの臨床研究結果に基づいた世界初の商品です。「個人的な意見ですが、科学者として”Matter”のようなヒトでの臨床試験がおこなわれた脳の健康サプリメントはみた事がありません。」ELYSIUM社のチーフサイエンティストであり、MIT Glenn Centerで加齢研究と率いるLeonard Guarente博士は述べています。

今の世の中は、70歳以上の高齢者のうち16%で軽度認知機能異常をみとめ、そのうち半分がアルツハイマー病を発症すると言われています。脳萎縮はアルツハイマー病の特徴でもあり、サプリメント投与によるアルツハイマー型認知症予防効果についての研究が待ち望まれています。

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