ココナッツオイルの驚くべき効果!保湿効果と抗酸化効果に加えて、傷も早く治すかもしれない

ココナッツオイルの驚くべき効果!保湿効果と抗酸化効果に加えて、傷も早く治すかもしれない

海外セレブやスポーツ選手が愛用していることから、日本でも人気が高まっているココナッツオイル。保湿効果やダイエット効果だけでなく、驚くべき研究結果が報告されています。

ココナッツオイルは、Cocos nuciferaの乾燥させた果実から抽出され、歴史的にみても現代においても多くの用途があります。フレグランス、スキン、ヘアコンディショニング剤として、また多くの化粧品に使用されています。ココナッツオイルには、ココナッツ酸、硬化ココナッツ酸、硬化ココナッツオイルなどの多数の誘導体があります。本記事では、主に熱なしで調製されるバージンココナッツオイル(VCO)に関連する研究について紹介します。

アトピー性皮膚炎に効果的

ココナッツオイルは幼児の皮膚の保湿に使用されており、アトピー性皮膚炎に対しても、その保湿効果と、黄色ブドウ球菌などの皮膚微生物への抗菌作用の2点で有益だと信じられています。ココナッツオイルは、二重盲検ランダム化比較試験(RCT)でアトピー性皮膚炎の成人の皮膚における黄色ブドウ球菌の定着を減少させることが示されています。

ココナッツオイルの成分

ココナッツオイルは、90~95%の飽和トリグリセリド(ラウリン酸、ミリスチン酸、カプリル酸、カプリン酸、パルミチン酸)で構成されています。これは、主に不飽和脂肪で構成されるほとんどの植物/果物油とは対照的です。皮膚に塗られた飽和トリグリセリドは、角質細胞の乾燥した縁を平らにし、それらの間の隙間を埋めることで、保湿クリームのように機能します。

保湿効果をもつ理由

ココナッツオイルは、乾燥し老化した肌に潤いを与えます。 VCOの62%の脂肪酸は同じ長さであり、92%は飽和しているため、オリーブ油よりも密閉効果が高くなります。ココナッツオイルのトリグリセリドは、正常の皮膚フローラから出されるリパーゼによってグリセリンと脂肪酸に分解されます。グリセリンは強力な保湿剤であり、外部環境およびより深い皮膚層から表皮の角膜層に水を引き寄せます。 また、VCOの脂肪酸は皮膚に刺激を与えるというリノール酸含有量が低く、低刺激性だと考えられています。ココナッツオイルは、アトピー性皮膚炎患者の経表皮水分損失(TEWL)の減少において鉱油よりも優れており、皮膚乾燥症の治療において鉱油と同じくらい効果的で安全です。

抗炎症効果と抗酸化能

ラウリン酸は、モノラウリンの前駆体であり、VCOの重要な成分です。抗炎症特性を持ち、免疫細胞の増殖の調節もすることで、VCOの抗菌効果の一部を担っていると言われています。 VCOには高レベルのフェルラ酸とp-クマル酸(両方ともフェノール酸)が含まれており、フェノール酸を多く有することは抗酸化能の増加に関連しています。フェノール酸は、紫外線による損傷に対して効果的ですが、ココナッツオイルは日焼け止めとして機能するとの主張にもかかわらず、in vitroの研究では、UV遮断の可能性がほとんど無いかまったく無いことが示唆されています。

創傷治癒を促進する可能性

保湿効果と抗酸化効果に加えて、動物実験ではVCOが創傷治癒時間を短縮する可能性があることを示唆しています。コントロールと比較して、VCOで治療した創傷では、ペプシン可溶性コラーゲンのレベルが増加しました(つまり、コラーゲンの架橋が増加したということです)。組織病理検査においても、創傷部分で線維芽細胞の増殖と血管新生の増加を示しています。 一方、VCOの局所塗布が、老化した人間の皮膚のコラーゲンレベルを増加させることができるかどうかを確認するには、さらなる研究が必要です。

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