アラガンオイルで顔のシミがうすくなるは本当?!

アラガンオイルで顔のシミがうすくなるは本当?!

アルガンオイルはモロッコに由来する精油であり、アルガニアスポノサLという学名を持つ植物の種子から生産される。このオイルは伝統的に、料理や皮膚感染症の治療、スキンケアやヘアケアなど、多くの用途で使われてきた。アルガンオイルについて様々な研究が行われているが、本記事では顔のシミを減少させる効果についての研究を紹介する

 アルガンオイルの成分

アルガンオイルは80%の一価不飽和脂肪と20%の飽和脂肪酸で構成され、ポリフェノール、トコフェロール、ステロール、スクアレン、およびトリテルペンアルコールを含みます。モロッコでは伝統的に、顔のしみを減少させるために使用されてきましたが、科学的な理由は分かっておらず、様々な研究が行われました。

マウスを用いた研究でシミ改善効果を示唆

マウスを用いた研究で、アルガンオイルはB16マウスメラノーマ細胞のチロシナーゼとドーパクロムトートメラーゼの発現を阻害し、メラニン含有量を用量依存的に減少させました。これは、アルガンオイルがメラニン生合成の潜在的な阻害剤である可能性があることを示唆しています。この仮説を検証するには、ヒト被験者を対象としたランダム化比較試験(RCT)を行い、より高いエビデンスを得ることが必要です。

閉経後女性の皮膚のハリを高める効果も

60人の閉経後女性を対象とした小さなRTCは、アルガンオイルの毎日の摂取または局所への塗布が経表皮水分損失(TEWL)を減少させ、皮膚の弾性力を高めました。被験者は、オリーブオイルまたはアルガンオイルのいずれかを消費するようにランダムに振り分けられ、さらに両グループに対して左手掌手首のみにアルガンオイルを塗りました。結果の測定は、30日目と60日目に、左右の掌側の手首に対して行い、弾性力の変化を調べました。弾力性の改善は、アルガンオイルが塗られた左手首においては両グループで見られました。ただ、アラガンオイルを摂取するグループのみで、アルガンオイルが塗られなかった右手首でも弾性力の改善がみられました。

このRCT研究の考察として、アラガンオイルの優位性は、オリーブオイルと比較して抗酸化物質含有量が多いためだと結論づけられていました。特に抗酸化作用をもつと知られているビタミンEとフェルラ酸によるものだという仮説が述べられています。ただ、アルガンオイルの効果について信頼性を高めるためには、より規模の大きな研究が必要とされています。

肌のアンチエイジングカテゴリの最新記事